環境への取り組み

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グリーン経営認証

グリーン経営とは環境負荷の少ない事業運営のことで、グリーン経営認証は、グリーン経営推進マニュアルに基づく事業者の環境改善の努力を客観的に証明し公表することによって、取組み意欲の向上を図るのにあわせて、認証事業者に対する社会や利用者の理解と協力を得て、運輸業界での環境負荷低減につなげていくための制度です。
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となっていて、 「環境保全のための仕組み・体制の整備」「エコドライブの実施」「低公害車の導入」「自動車の点検・整備」「廃棄物の適正処理およびリサイクルの推進」「管理部門(事務所)における環境保全の推進」といった項目について審査を行い、一定のレベル以上の取組を行っている事業者に対して認証・登録を行っています。
弊社では、平成26年12月10日に本社事務所および大宮営業所において、このグリーン経営認証を取得いたしました。
平成24年6月29日に国土交通省において策定された「輸送の安全を確保するための貸切バス選定・利用ガイドライン」においても輸送の安全性等を判断する上で参考となる情報として記載されています。
グリーン経営認証

低公害車の導入

CNGバス

CNGとはCompressed Natural Gasの略でCNGバスとは圧縮した天然ガスを燃料として走るバスです。排出ガスがとてもクリーンで地球温暖化と原因の一つとされる二酸化炭素をガソリン車と比較すると2〜3割程低減できます。また、光化学スモッグや酸性雨の原因である窒素酸化物、炭化水素も大幅に低減し、硫黄酸化物は排出されません。バスやトラックと言えば黒煙を思い浮かべる方も多いと思いますが、CNGバスでは黒煙の排出は無く、粒子状物質(PM)はほとんど排出されません。
環境性能は非常に優れたCNGバスですがデメリットもあり、CNG車の普及の妨げにもなっています。燃料として利用するためには補給するための施設が必要となりますが、ガソリンスタンドのようにCNGスタンドは多くはなく、満タンで走行できる距離もまだ短いため、どうしても限られた地域でしか運行できません。また、ガソリンや軽油と比べ天然ガスを充填するのに時間がかかります。そのため現在は都市部で比較的短い距離を走行する車両に多く導入されています。
大和観光バスでは現在4台導入しており、毎日活躍しております。

新長期排出ガス規制適合車

平成17年10月1日から日本国内で販売されるディーゼル車を対象として新しい自動車排出ガス規制が適用されました。この排出ガス規制のことを「新長期排出ガス規制」とか「新長期規制」と言います。この規制では排出ガスの規制値が従来の平成15・16年規制(新短期規制)の規制値よりも乗用車では窒素酸化物(NOx)を55%、炭化水素(HC)を55%削減することとなり、トラック・バスの重量車においては、粒子状物質(PM)を85%、窒素酸化物(NOx)を40%、炭化水素(HC)を80%削減することとなりました。
新長期排出ガス規制適合車とはこの世界最高水準となった平成17年の排出ガス規制に適合している車両の事で、自動車メーカーも苦労の末に適合させることができました。
大和観光バスでは貸切観光バスでこの新長期排出ガス規制に適合した車両を11台導入しており、全国を走っています。

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